エウデモス倫理学
近日刊行 この作品の翻訳は準備中で、近く書庫で刊行されます。
解説
『エウデモス倫理学』は、アリストテレスのもう一つの倫理学の著作である。その三つの巻は『ニコマコス倫理学』の巻とまったく同じであり、残りは構成と論証においてそれぞれ特色をもつ。両者の成立の前後は長く論争されてきたが、今日では多くの研究者が、こちらをアリストテレスの倫理思想のより早い形態とみなしている。幸福、自発的行為、友愛、「善美なる人」の理想をめぐる議論と、神と観想についての結びの部分は、アリストテレスの倫理学の発展について独自の見方を与えてくれる。