魂について
近日刊行 この作品の翻訳は準備中で、近く書庫で刊行されます。
解説
『魂について』は、西洋で最初の体系的な心理学の著作である。アリストテレスは魂を「可能的に生命をもつ自然的物体の第一の現実態」、すなわち生きた身体の形相と定義する。それゆえ魂と身体は、印章の形が蠟から切りはなせないのと同じように、切りはなすことができない。彼は栄養、感覚、想像、欲求、思考の能力を順に検討し、五感についての体系的な理論を示し、名高くも難解な「能動知性」の説を導入する。この書は中世哲学をかたちづくり、今日の心の哲学にもなお影響を与えている。