テーバイ劇:オイディプス王、アンティゴネ、コロノスのオイディプス
近日刊行 この作品の翻訳は準備中で、近く書庫で刊行されます。
解説
この三篇はテーバイ王家の運命をたどる。『オイディプス王』では、疫病を鎮めるために先王を殺した犯人を探す王が、犯人は自分自身であり、妻とした王妃は実の母であることを一歩一歩明らかにしていく。古今で最も完全な悲劇の筋である。『アンティゴネ』では、オイディプスの娘がクレオン王の禁令にそむき、裏切り者とされた兄を葬り、神々の書かれざる掟を破るよりも死を選ぶ。『コロノスのオイディプス』は、老いて盲目となったオイディプスがアテナイ郊外に最後の安息の地を見いだす物語で、ソポクレス最後の作品である。