トゥキュディデス
トゥキュディデスは紀元前460年ごろ、トラキアに金鉱をもつアテナイの裕福な家に生まれた。ペロポネソス戦争が始まるとすぐ、これはそれまでのどの戦争よりも重大なものになると確信して記録を始めた。前424年、アテナイの将軍としてアンピポリスを救えなかったため二十年間追放されたが、それがかえって両陣営から情報を集めることを可能にした。厳密で、神話に懐疑的で、権力と人間の本性を鋭く分析する彼の史書は、科学的歴史学と政治的リアリズムの礎とみなされている。
トゥキュディデスは紀元前460年ごろ、トラキアに金鉱をもつアテナイの裕福な家に生まれた。ペロポネソス戦争が始まるとすぐ、これはそれまでのどの戦争よりも重大なものになると確信して記録を始めた。前424年、アテナイの将軍としてアンピポリスを救えなかったため二十年間追放されたが、それがかえって両陣営から情報を集めることを可能にした。厳密で、神話に懐疑的で、権力と人間の本性を鋭く分析する彼の史書は、科学的歴史学と政治的リアリズムの礎とみなされている。