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アウグスティヌス

紀元354–430年

アウレリウス・アウグスティヌスは紀元354年、北アフリカのタガステ(現在のアルジェリア)に、異教徒の父と敬虔なキリスト教徒の母モニカのあいだに生まれた。若いころは情欲に身をまかせ、九年間マニ教を信じ、カルタゴ、ローマ、ミラノで修辞学を教えた。三十二歳のとき、ミラノの庭で「取りて読め」と歌う子どもの声を聞き、聖書を開いて回心した。その後アフリカに戻り、三十年以上ヒッポの司教を務め、430年、ヴァンダル族がこの町を包囲するなかで世を去った。西方キリスト教で最も影響力のある思想家であり、中世の神学、宗教改革、そして西洋の自己の観念を深く形づくった。

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