告白
近日刊行 この作品の翻訳は準備中で、近く書庫で刊行されます。
解説
「あなたは私たちをご自身に向けて造られました。私たちの心は、あなたのうちに憩うまで安らぎを得ません」。『告白』は全篇が神にささげられた一つの長い祈りである。アウグスティヌスは自分の生涯をふりかえる。乳児の嫉妬、少年時代の梨盗み、青年期の情欲と虚栄、マニ教への傾倒、ミラノの庭での回心、母モニカのオスティアでの死。最後の数巻は記憶、時間、創造についての哲学的思索に向かう。時間についての問い――「では時間とは何か。誰も私に問わなければ、私は知っている。問う人に説明しようとすると、私は知らない」――は、いまも哲学の古典的難問である。西洋で最初の本当の意味での自伝である。