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フィヒテ

人間の使命/ドイツ国民に告ぐ

1800–1808年 · ドイツ語から翻訳

哲学・思想政治・社会19世紀

近日刊行 この作品の翻訳は準備中で、近く書庫で刊行されます。

解説

『人間の使命』はフィヒテが一般の読者のために書いた哲学入門で、一人称で「懐疑」「知識」「信仰」の三巻に分かれる。語り手はまず、自然のすべてが必然性に支配されているなら、人間は自然の鎖の一環にすぎず、自由などまったくないことに気づく。ついで、外界は自己意識の産物にすぎないことに気づくが、そうなるとすべてがまた夢になってしまう。最後に彼は道徳的行為のうちに出口を見いだす。私たちが存在するのは行為するためであり、人間の使命は道徳法則を自由に実現することにある。『ドイツ国民に告ぐ』は、1807年から1808年にかけての冬、フィヒテがフランス軍占領下のベルリンで行った十四回の公開講演である。彼は、ドイツ国民の再生の道は、まったく新しい国民教育によって、自立した精神と道徳的意志をもつ新しい人間を育てることにあると説いた。本巻はこの二作を収める。