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ホッブズ

1588–1679年

トマス・ホッブズは1588年、イングランド南部のマームズベリーに生まれた。スペインの無敵艦隊が来襲するという知らせに驚いて母が早産したといい、彼はのちに「母は双子を産んだ。私と恐怖とを」と語った。オックスフォードを出たのち、長くキャヴェンディッシュ伯爵家の家庭教師を務め、たびたび大陸を旅してガリレオやデカルトと知りあった。四十歳のとき偶然エウクレイデスの『原論』を読んでその厳密な推論に深く感服し、幾何学の方法で政治を研究しようと決心した。イングランド内戦の勃発を前にパリに逃れ、そこで『リヴァイアサン』を書いた。九十一歳まで生きた。

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