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ホッブズ

リヴァイアサン(第一部・第二部)

1651年 · 英語から翻訳

政治・社会哲学・思想17世紀

近日刊行 この作品の翻訳は準備中で、近く書庫で刊行されます。

解説

リヴァイアサンとは旧約聖書『ヨブ記』に登場する海の巨獣で、ホッブズはこれを国家という「人工の人間」の比喩とした。彼は人間の本性から出発して国家の必要を導きだす。共通の権力のない「自然状態」においては、誰もが自己保存を求めて互いに猜疑しあい、その結果は「万人の万人に対する戦争」となり、人間の生活は「孤独で、貧しく、つらく、残忍で、短い」。この状態から抜けだすために、人々は互いに契約を結び、自らの権利を一人の主権者に譲りわたして平和と安全を守らせる。第一部「人間について」は人間の本性を分析し、第二部「コモンウェルスについて」は主権者の権力と臣民の義務を論じる。この書は近代政治哲学の基礎を築き、「社会契約」の思想はここに始まる。