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ロンギノス

紀元1世紀

『崇高について』の著者は、中世の写本に「ディオニュシオスあるいはロンギノス」と記されており、後世はロンギノスと呼びならわしてきたが、その正体はいまもわからない。作品の内容から推して、紀元1世紀ごろの人で、ホメロス、プラトン、デモステネスなどギリシア文学に通じた弁論術の教師であり、『創世記』の冒頭まで引用している。彼の生涯は失われたが、この小さな書物は17世紀にボワローによってフランス語に訳されると、ヨーロッパの美学とロマン主義詩学の重要な源泉となった。

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