ピレボス
近日刊行 この作品の翻訳は準備中で、近く書庫で刊行されます。
解説
人間にとっての善とは何か。快楽か、それとも知性か。快楽主義者ピレボスは前者を主張し、ソクラテスは後者を擁護する。議論が進むうちに二人は、最善の生は純粋な快楽でも純粋な思考でもなく、両者を正しい割合で混ぜあわせたものだと気づく。ソクラテスが主たる語り手となる唯一の後期対話篇であり、快楽の種類、真の快楽と偽りの快楽、限度と無限をめぐる分析は、アリストテレスの倫理学と、のちの幸福をめぐるあらゆる議論をかたちづくった。
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人間にとっての善とは何か。快楽か、それとも知性か。快楽主義者ピレボスは前者を主張し、ソクラテスは後者を擁護する。議論が進むうちに二人は、最善の生は純粋な快楽でも純粋な思考でもなく、両者を正しい割合で混ぜあわせたものだと気づく。ソクラテスが主たる語り手となる唯一の後期対話篇であり、快楽の種類、真の快楽と偽りの快楽、限度と無限をめぐる分析は、アリストテレスの倫理学と、のちの幸福をめぐるあらゆる議論をかたちづくった。