ソクラテス以前の哲学者たち
「ソクラテス以前の哲学者たち」とは、紀元前6世紀から5世紀にかけて、ソクラテスに先立ってギリシア世界で活動した最初の哲学者たちを指す。ミレトスのタレス、アナクシマンドロス、アナクシメネス、サモスのピュタゴラス、エペソスのヘラクレイトス、エレアのパルメニデスとゼノン、アクラガスのエンペドクレス、アナクサゴラス、そして原子論者レウキッポスとデモクリトスである。彼らは神話によらず理性によって、世界の起源と本性を問うた最初の人々であった。その著作は失われ、後代の著作家による引用のなかに断片として残るのみである。