Classic Books Library

ルイス・キャロル

1832–1898年

ルイス・キャロル、本名チャールズ・ラトウィッジ・ドッジソンは1832年イングランドのチェシャーの牧師の家に、十一人きょうだいの長男として生まれ、幼いころから弟や妹たちのために物語やゲームを考えだし、家庭雑誌を作るのが好きだった。オックスフォード大学クライスト・チャーチを卒業後そのまま残り、二十年以上数学を教え、論理学や幾何学の著作を何冊も書いた。少し吃音があり、大人の前では堅苦しく内気だったが、子どもたちと一緒のときは実に愉快であった。またヴィクトリア朝の傑出したアマチュア写真家でもあった。1862年7月のある晴れた午後、彼は友人とともに学寮長リデルの三人の幼い娘を連れてボート遊びに出かけ、道すがら即興で物語を語った。十歳のアリス・リデルがその物語を書きとめてほしいと頼み、それがのちの『不思議の国のアリス』となった。

書庫にある作品