不思議の国のアリス/鏡の国のアリス
近日刊行 この作品の翻訳は準備中で、近く書庫で刊行されます。
解説
ある暑い夏の午後、少女アリスは川岸に座り、姉が読んでいる挿絵も会話もない本をのぞきこんで、退屈でたまらない。そこへ突然、チョッキを着て懐中時計を取りだした白ウサギが「たいへんだ、遅刻しちゃう!」とつぶやきながら、そばを駆けぬけていく。アリスはあとを追ってウサギ穴に飛びこみ、不思議な世界に落ちていく。薬をひと口飲むと小さく縮み、ケーキをひと切れ食べると家よりも大きくなる。笑いだけを残して消えるチェシャ猫、永遠にお茶会を続けている帽子屋と三月ウサギ、何かといえば「首をはねよ!」と叫ぶハートの女王に出会う。続篇『鏡の国のアリス』では、居間の鏡を通りぬけて、チェスの規則にしたがって動く国に入り、ポーンから一歩一歩クイーンをめざす。言葉遊び、論理的なパラドックス、ナンセンスな詩に満ちたこの二作は児童文学の不朽の古典であり、哲学者や数学者にも深く愛されている。