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トマス・アクィナス

君主の統治について/神学大全(抄)

1265–1274年頃 · ラテン語から翻訳

哲学・思想宗教・霊性政治・社会中世

近日刊行 この作品の翻訳は準備中で、近く書庫で刊行されます。

解説

『神学大全』は中世思想の頂点をなす大著で、未完のまま残されたときにはすでに三千を超える項目があった。各項目はまず問いで始まる――「神は存在するか」「人は神を知りうるか」「法の本質とは何か」。ついで反対の論拠を列挙し、それに対する権威を引き、著者自身の解答を示し、最後に反論の一つひとつに答える。名高い神の存在の「五つの道」もここにある。本巻はそのうち最も重要な部分、すなわち神の存在、人間の幸福、徳、法(永遠法・自然法・人定法)、正しい戦争についての論を選んで訳す。あわせてキプロス王にあてて書かれた『君主の統治について』を収め、君主制の利点と暴政への備えを論じる。