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夏目漱石

こころ

1914年 · 原文

文学20世紀

近日刊行 この作品の翻訳は準備中で、近く書庫で刊行されます。

解説

夏の鎌倉の海岸で、若い大学生は、のちに「先生」と呼ぶことになる中年の男と偶然知りあう。先生は学識がありながら職に就かず、美しい妻とひっそり暮らし、毎月ひとりで雑司ヶ谷の墓地に友人の墓参りをし、人間に対して深い不信をいだいている。先生に強く惹かれた「私」は、その過去をしきりに問う。明治天皇の崩御と乃木大将の殉死ののち、「私」のもとに先生から長い手紙が届く。それは遺書であり、若き日に恋のために親友Kを裏切った過去が語られていた。エゴイズムと孤独と罪の意識を描いたこの小説は、日本で最も売れた小説の一つである。