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サルミエント

1811–1888年

ドミンゴ・ファウスティーノ・サルミエントは1811年アルゼンチン西部、アンデス山麓のサン・フアン州の貧しい家に生まれ、大学には通わず、独学でフランス語、英語など多くの言語を身につけた。十五歳ですでに山地で学校を開いて教師をしていた。カウディーリョ(地方軍閥)の支配に反対し、何度もチリへの亡命を余儀なくされ、そこで教師や記者として働いた。1845年、亡命中に『ファクンド』を書き、独裁者ロサスを激しく攻撃した。チリ政府の命でヨーロッパとアメリカの教育制度を視察し、アメリカの公教育に深い影響を受けた。ロサス失脚後に帰国して政界に入り、1868年アルゼンチン大統領に当選した。在任中は学校、図書館、天文台を次々に設立し、外国からの移民を受けいれて近代化を推し進め、「アルゼンチン教育の父」と称えられる。晩年パラグアイのアスンシオンで世を去った。

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