アナバシス
近日刊行 この作品の翻訳は準備中で、近く書庫で刊行されます。
解説
紀元前401年、一万を超えるギリシア人傭兵が、兄から王位を奪おうとするペルシアの王子小キュロスに従ってメソポタミアの奥深くへ進んだ。キュロスはクナクサで戦死し、ギリシアの将軍たちは罠にかかって殺され、軍は敵国のただなかに取り残された。指揮官の一人に選ばれた若きクセノポンは、彼らを率いてクルドの山岳地帯とアルメニアの雪原を北へと越え、ついに海を見た兵士たちは「海だ! 海だ!」と叫んだ。西洋で最初の、当事者自身による従軍記録であり、リーダーシップの古典である。