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ドストエフスキー

罪と罰

1866年 · ロシア語から翻訳

文学19世紀

近日刊行 この作品の翻訳は準備中で、近く書庫で刊行されます。

解説

貧しい大学生ラスコーリニコフは学費が払えずに大学をやめ、ペテルブルクの棺桶のように狭い屋根裏部屋に住んでいる。彼はある理論を思いつく。人間は凡人と非凡人とに分かれ、ナポレオンのような非凡人は偉大な目的のためなら道徳の境界を踏みこえる権利がある。自分が後者に属することを証明するため、彼は斧で高利貸しの老婆を殺し、うろたえたはずみに罪のないその妹まで殺してしまう。以後彼は逃れようのない恐怖と高熱と良心の呵責にとらわれ、老獪な予審判事ポルフィーリーとのあいだで心理的な鬼ごっこをくりひろげる。ついに、家族を養うために身を売らざるをえなかった少女ソーニャが、謙虚な信仰と愛によって彼を自首へと導き、彼とともにシベリアへ向かう。この小説は心理小説の頂点であり、雑誌に連載されたときからロシア全土を沸かせた。本書は分冊で訳出する。