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フリードリヒ・エンゲルス

1820–1895年

フリードリヒ・エンゲルスは1820年プロイセンのライン州バルメンに紡績工場主の子として生まれ、ギムナジウムを卒業する前に父によって商業の道に入れられた。ベルリンでの兵役中に大学の講義を聴講し、青年ヘーゲル派に加わった。二十二歳のとき、父が共同経営するマンチェスターの工場に実習に派遣され、イギリス労働者の悲惨な境遇を目の当たりにして『イギリスにおける労働者階級の状態』を書いた。1844年パリでマルクスと会い、以後二人は四十年近くにわたって協力した。マルクスの著述を資金面で支えるため、彼はマンチェスターの工場に戻って二十年近く働いた。マルクスの死後は『資本論』第二巻・第三巻を整理して刊行し、国際労働運動の公認の指導者となった。十数か国語に通じ、とりわけ軍事学に造詣が深く、友人たちは彼を「将軍」と呼んだ。

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