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ジョン・ロック

統治二論(後篇)

1689年 · 英語から翻訳

政治・社会哲学・思想17世紀

近日刊行 この作品の翻訳は準備中で、近く書庫で刊行されます。

解説

ホッブズとちがって、ロックは自然状態を戦争状態とは考えない。人はみな生まれながらに自由かつ平等であり、自然法のもとで生命・自由・財産への自然権をもつ。人は労働によって自然のものを自分の財産とする。これらの権利をよりよく守るために、人々は同意して政治社会をつくり政府を設立するのであって、それゆえ政府の権力は被治者の同意に由来し、その目的は人民の財産と自由を守ることにある。立法権は最高の権力であるが、それもまた信託に制約される。政府がこの信託に背いて人民の権利を侵すなら、人民には抵抗して新たな政府を立てる権利がある。名誉革命を擁護して書かれたこの書は、アメリカ革命とフランス革命に深い影響を与え、近代の自由主義と立憲主義思想の古典となった。