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儒教の経典

大学/中庸

紀元前3世紀 · 漢文から翻訳

哲学・思想古代

近日刊行 この作品の翻訳は準備中で、近く書庫で刊行されます。

解説

『大学』と『中庸』は、もとは『礼記』の二篇であった。宋代に朱熹がこれを抜きだして『論語』『孟子』とあわせ「四書」とし、『大学』を初学者が徳に入る門として最初に置いた。『大学』は冒頭でこう述べる。「大学の道は、明徳を明らかにするに在り、民に親しむに在り、至善に止まるに在り」。そして格物・致知・誠意・正心・修身・斉家・治国・平天下の「八条目」を掲げ、個人の修養と天下の太平とを一本の道としてつなぐ。『中庸』は孔子の孫、子思の作と伝えられ、「喜怒哀楽の未だ発せざる、之を中と謂う。発して皆節に中る、之を和と謂う」と論じ、「誠」によって天の道と人の道を貫く。儒家の経典のなかでも最も哲学的な深みをもつものの一つである。