天球の回転について(第一巻)
近日刊行 この作品の翻訳は準備中で、近く書庫で刊行されます。
解説
千四百年にわたって、ヨーロッパの人々はプトレマイオスの体系を信じてきた。地球は宇宙の中心に静止しており、太陽も月も星々もそのまわりを回っている、と。コペルニクスはこれに対して、中心にあるのは太陽であり、地球は一日に一回自転し、一年に一回太陽のまわりを公転するのであって、惑星の「逆行」は動いている地球から見た見かけにすぎないと主張した。『天球の回転について』は全六巻からなり、後の五巻は膨大な数学的計算であるが、第一巻は平易な言葉でこの新しい体系の基本原理を述べ、地球の運動に対するさまざまな反論に答えている。この書は「コペルニクス的転回」を引き起こし、宇宙における人類の位置を根底から変え、近代科学の幕を開けた。