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カール・マルクス

資本論(第一巻)

1867年 · ドイツ語から翻訳

政治・社会哲学・思想19世紀

近日刊行 この作品の翻訳は準備中で、近く書庫で刊行されます。

解説

『資本論』第一巻は、マルクスが生前みずから出版した唯一の巻であり、彼はそのために二十年以上を費やし、大英博物館で数千の書物と政府報告書を読んだ。全体は、最も単純で最も普遍的なもの――商品――の分析から始まる。商品には使用価値と価値があり、価値の実体は人間の抽象的労働である。ここから彼は問う。等価交換の市場において、利潤はどこから来るのか。答えは一つの特殊な商品、すなわち労働力にある。労働者が一労働日に生みだす価値は、資本家が彼に支払う賃金より多く、その差額こそが「剰余価値」である。書中ではイギリスの工場監督官の報告が大量に引用され、労働日の延長、児童労働の悲惨、機械による労働者の支配、そして資本の「本源的蓄積」が「頭から爪先まで、毛穴という毛穴から血と汚物をしたたらせながら」生まれてきたさまが描かれる。これは世界を変えた書物である。本書は分冊で訳出する。