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O・ヘンリー

O・ヘンリー短篇選

1904–1910年 · 英語から翻訳

文学20世紀

近日刊行 この作品の翻訳は準備中で、近く書庫で刊行されます。

解説

O・ヘンリーの小説は「O・ヘンリー的結末」で知られる。物語は最後の瞬間に急転直下、意表をつきながらも理にかなった結末を迎え、読者を涙ながらに微笑ませる。「賢者の贈り物」では、クリスマス・イヴに貧しい若い夫婦が互いに贈り物を買おうとする。妻は自慢の美しい髪を切って売り、夫の金時計のための鎖を買う。一方夫は金時計を売って、妻に美しい櫛のセットを買う。「最後の一葉」では、肺炎を患う若い女流画家が、窓の外の蔦の最後の一枚の葉が落ちるとき自分も死ぬと信じこむ。その葉は風雨のなかでもついに落ちなかったが、実はそれは階下に住む落ちぶれた老画家が嵐のなかで壁に描いたもので、彼自身はそのために病を得て死んでしまう。ほかに「警官と賛美歌」「二十年後」「家具つきの貸間」などの名篇を収める。