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ホセ・マルティ

1853–1895年

ホセ・マルティは1853年ハバナに、スペインからの移民の子として生まれた。当時キューバはまだスペインの植民地であった。十六歳のとき、植民地当局にくみした同級生をなじる手紙を書いたために六年の強制労働の刑を受け、足枷をはめられて石切り場で働かされ、生涯癒えない傷を負ったのち、スペインに追放された。サラゴサ大学で法学と文学の学位を取り、その後メキシコ、グアテマラ、ベネズエラを転々とし、ニューヨークに十五年間住んで、ラテンアメリカ各国の新聞に通信を書き、ウルグアイ、アルゼンチン、パラグアイの在ニューヨーク領事も務めた。1892年にキューバ革命党を創設して独立戦争を準備し、1895年に戦争が始まると反乱軍とともにキューバに上陸したが、一か月あまりのちのドス・リオスの戦いで馬上から突撃して銃弾に倒れた。四十二歳であった。キューバの人々は彼を「国民的英雄」「使徒」と仰ぎ、彼はまたラテンアメリカ・モデルニスモ文学の先駆者でもある。

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