シャクンタラー
近日刊行 この作品の翻訳は準備中で、近く書庫で刊行されます。
解説
狩りに出たドゥフシャンタ王は、鹿を追って隠者の苑に入り、美しい乙女シャクンタラーに出会う。二人はひと目で恋に落ち、ガンダルヴァ婚によって結ばれる。都へ戻る前に、王は自分の名を刻んだ指輪を形見に残す。王を思うあまり、シャクンタラーは気性の激しい仙人をもてなしそこね、仙人は呪いをかける。彼女の思う人は彼女を忘れるだろう、形見を見るまでは、と。のちにシャクンタラーは身ごもって夫を訪ねて都へ向かうが、途中で指輪を川に落としてしまい、王ははたして彼女を認めない。やがて一人の漁師が魚の腹からその指輪を見つけて……。七幕からなるこの劇はサンスクリット戯曲の頂点であり、ゲーテは読後にこう書いた。「天と地をひとつの名でいいあらわそうとするなら、私はおまえの名を言おう、シャクンタラーよ」。