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王陽明

伝習録

1518年 · 漢文から翻訳

哲学・思想ルネサンス

近日刊行 この作品の翻訳は準備中で、近く書庫で刊行されます。

解説

『伝習録』は王陽明の弟子たちが師の語録と論学の書簡を記録して編んだもので、書名は『論語』の「習わざるを伝えしか」に由来する。王陽明はこの書で三つの中心命題を示す。「心即理」――天理は外物にあるのではなく人の心のうちにある。「知行合一」――真の知はかならず行いを含み、「知って行わざるは、只だ是れ未だ知らざるなり」。「致良知」――人の心にはみな生まれながらの是非の心があり、私欲の覆いを取り除いて良知に従って行えば、それがすなわち聖人である。書中には師弟の生き生きとした問答が満ちており、「你未だ此の花を看ざる時、此の花は汝が心と同じく寂に帰す」という南鎮の観花の問答などは名高い。中国哲学のなかで最も活力に富む著作の一つである。