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デュルケーム

1858–1917年

エミール・デュルケームは1858年フランスのロレーヌ地方エピナルに生まれた。ユダヤ教のラビの家系で、父も祖父も曾祖父もラビであり、家族は彼にもその伝統を継がせるつもりでいた。しかし彼はリセ時代に信仰を捨て、パリの高等師範学校に入学した。哲学者ベルクソンや政治家ジョレスとは同窓である。ドイツに赴いて実証主義の社会科学を視察し、二十九歳でボルドー大学にフランス初の社会学講座を開き、のちにパリ大学に移って『社会学年報』を創刊し、多くの学者を育てて、社会学を独立した学問とした。第一次世界大戦で一人息子が前線で戦死すると、彼は悲嘆に暮れ、一年あまり後にわずか五十九歳で世を去った。社会学の創始者の一人と認められている。

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