東方見聞録
近日刊行 この作品の翻訳は準備中で、近く書庫で刊行されます。
解説
この書の原題は『世界の記述』で、古フランス語とイタリア語の混じった言語で書かれている。マルコ・ポーロは地中海から中国までの道中の山河、都市、産物、風俗を描き、とりわけクビライの宮廷、大都の壮麗さ、駅伝制度、紙幣、燃料として燃やされる「黒い石」(石炭)、そして彼が「世界で最も美しく華麗な都市」と呼んだ杭州の繁栄を詳しく記した。日本、東南アジア、インド、アフリカ東岸の見聞も書きとめている。この書はヨーロッパに東方への限りない憧れをかきたて、コロンブスは航海に出る前に、自分の所蔵本の余白を書きこみで埋めつくした。