ウォールデン 森の生活/市民の反抗
近日刊行 この作品の翻訳は準備中で、近く書庫で刊行されます。
解説
「私が森へ行ったのは、慎重に生きたいと思ったからだ。人生の本質的な事実だけに向きあい、人生が教えてくれるものを学びとれないかどうかを見きわめ、死ぬときになって自分が生きていなかったと気づくことのないようにしたかったからだ」。『ウォールデン』は、湖畔の小屋でのソローの二年あまりの暮らしを記録したものである。彼は自らの手で家を建て、豆を育て、パンを焼き、出費の一つひとつを詳しく書きとめて、人は一年に六週間働けば生活を維持するに足り、残りの時間はすべて読書と散歩と思索にあてられることを証明した。「大多数の人間は静かな絶望の生活を送っている」。四季の湖水、氷雪、リス、アビを描いたその文章は、湖水そのもののように澄みきっている。『市民の反抗』は税の支払いを拒んで投獄されたのちに書かれ、政府が不正を行うとき、個人には平和的な方法で服従を拒む権利があると主張した。この論文はトルストイ、ガンディー、マーティン・ルーサー・キングに深い影響を与えた。