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チャールズ・ダーウィン

種の起源

1859年 · 英語から翻訳

科学19世紀

近日刊行 この作品の翻訳は準備中で、近く書庫で刊行されます。

解説

『種の起源』の初版千二百五十部は、発売当日に売りきれた。ダーウィンは人々になじみ深い家畜や栽培植物の話から始める。育種家は選択によって、数世代のうちに形の大きく異なるハトやイヌを作りだすことができる。自然界にも同じような過程がある。生物が繁殖する数は生きのびられる数をはるかに上まわり、個体のあいだにはわずかな差異がある。有利な変異をもつ個体は生きのびて子孫を残す可能性が高い。これが「自然選択」である。長い地質時代をへて、わずかな差異がたえず積みかさなり、新しい種が形成される。すべての生物は共通の祖先に由来し、一本の巨大な「生命の樹」をなしている。ダーウィンは書中で人間の起源についてはただ一文で示唆したにすぎない。全巻は次の言葉で結ばれる。「生命をこのように見ることには壮大さがある」。この書は、自然のなかでの人間の位置についての認識を根本から変えた。